アトリエ金属蛙: 臨川寺雨受け完成&制作過程大公開!

2014/05/09

臨川寺雨受け完成&制作過程大公開!

お久しぶりです。鏑流馬です。もといアトリエ金属蛙です。

3月、4月をまるごとかけて制作しておりました作品がGW真っ只中の5月4日にやっと納品日をむかえ。
私は納品終わってからGWしてますよっと。(:3っ)っ
いま受けてる仕事は来週はじめますねー まだ材料届いてないし。

さて肝心の作品についてですが2/25のモデル現場合わせで完成予想図などを紹介したっきりまったくこのブログには載せてなかったんですね。ちょいちょいTwitterでは途中公開していたのですが。
そんなに時間なかったかと。私。そんなにPCに向かう時間が惜しかったかと。
たいへん申し訳ございませんでした。。。

そんなわけで制作工程 一 挙 公 開 です!!

▲まずは、完成予想図がこうだったというのが2/25の時点でした。
で、できあがったのがこう▼
地下鉄清澄白河駅から徒歩数分、臨川寺というお寺のベランダに。
屋根からの雨受けとしての役割をもったオブジェです。
蓮弁に蛙、みたいなタイトルにしようかと…(まだ未定)
影になってみえづらいですが、これ、歩道からなんの望遠もせず撮っています。
納骨堂の入り口、頭上5メートルほどのところに設置されました。
(納品日には設置はせず、現場の方に任せましたがぼちぼちくっついてるはずです)

ちょう目立つ。

で、結論から申し上げましたところでここから制作過程〜☆

▲なまし鉄線でアウトラインのあたりをつけて、その寸法で板を切り出します。
んで、焼いたり叩いたりしつつちょっとずつ曲げていきます。

▲だいぶ整ってきました。

▲で、パーツぜんぶ整ったら、
溶接。▼

で、ここがベランダと接続する要の部分・・・▼
ステンレスの板材(5mm厚)と棒材(Φ8)を溶接しています。
設計図はこう。▼

おわかりいただけただろうか・・・
そう!2重構造!▼
(なんか画像がちょいちょいバグってんですけどなんだこれ・・・
  upし直してもなおらないのでほっといていいですかね)




▲二重構造は接続部分の構造体を隠すためでもあり、
強度を上げるためでもあります。
ペラ板一枚じゃ雪積もっただけで曲がってしまうからね。

▲これで、パーツがすべて揃いました。
(画像のバグが直らなくてすみません。だれかたすk)

んで、同時進行で蛙を。▼
▲まずは紙立体で
これをもとに銅板にうつして▼

▼はい!
30cmくらいの蛙ちゃん。意外と大きくて、
設置場所の反対側の歩道からも視認できました。

▲そしてオタマ!
もう時間ないから後輩に委託!
(この時点で5月1日)▼
ありがとう!!!!

はい完成!▼

付いた!▼ 

▼なんだかんだ緑青!

▼はい完成!!!


 ちょっと後半めんどくさくなってすっ飛ばした感ありますが、つくっていたスピード感としては後半こんな感じでした。4人ほどお手伝いさんに来てもらいましたし鍛金の後輩にいたってはだいぶ仕事丸投げしました。はい。いやーほんと写真の彼女はよくやってくれました。orz

そんなこんなで間に合った納品!間に合った!(歓喜)

いま同じお寺の表札(600×600)も請け負ってるので、それができたらまた取り付けしに行きます。現場の写真は、そのときまたゆっくり撮影しようかと。

以上、臨川寺雨受けレポートでした〜

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